突然ですが、ジーナママの皆様、この文章、どう思ってお読みでしたでしょうか?
ここで時間に厳密になりすぎると、うまくいかなくなることがあります。ジーナ式の成功の秘訣は、フレキシブルであるという点なのです。
ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 改訂版
p.142
私はちゃぶ台ひっくり返したくなりました。
どう調整するか書いてないよジーナさん!お昼寝途中で起きたら?そもそも早朝覚醒したら?スケジュールだけでイレギュラーに対応できません!!!!!!!!!!!
ふう、、、
失礼しました。
そんなとき敬愛するフォロイー様(以降神と呼びます)から啓示をいただきます、、、、
「NAPSメソッドいいですよ〜」
なに?!神がおっしゃるなら買わねば、ということで秒でポチり、40分で読みました。こちらの本。タイトルが長すぎるので以降「青本」と呼ばせていただきます。
タイトル胡散臭すぎ〜神に勧められなかったら絶対読まないやつ!
でも読みます。神の啓示をいただいてますので。
結論:その後調整で困ることは1歳7ヶ月の睡眠退行まで一切ありませんでした。
というわけで長くなりましたが、本記事ではNAPSメソッドの紹介とジーナ式への応用の仕方を書きます。
目次
NAPSメソッドってなに?
NAPSメソッドとは、青本の著者で母で睡眠学者でもあるポリー・ムーアさんが発見した乳児の睡眠リズム(後述しますが覚醒リズム、という方が近いでしょう)のことで、
Note:赤ちゃんが最後に目覚めた時間を書き留める
Add:90分後の時間を書き加える
Play:赤ちゃんと一緒に遊ぶなど、いろいろな活動をする
Soothe to sleep:赤ちゃんを寝かしつける
からなっています。
NAPSメソッドの実践方法は?
超超超簡単です。
起きた時間から90分の倍数で寝入らせましょう、ということです。
この「寝入らせる」というのがポイントです。
ともすれば起きた時間も正確ではない(起きてるけどじっとしていて声を出さないなど、親が気づくタイミングで起きているとは限りません)のと、寝入るまでに10~20分は一人でゆっくりさせてあげる時間もあるといいので、90分経つ前(起きてから75分たったくらい)で寝る体勢にしてあげましょう。
実践してみて、本当に魔法のようにその時間に寝るのでびっくりしました。すごいぞNAPSメソッド!
90分は月齢を追うごとに長くなっていきますが、病気のときや疲れすぎのときは90分に戻ることもあります。
青本では月齢を追うごとに以下のように90分のサイクルが伸びていくと書かれています。
- 0~3ヶ月:90分
- 4~18ヶ月:3時間(90分 x 2)〜4時間半(90分 x 3)
蛇足ですが愛波さんの活動時間と似てますね、偶然ではないでしょう。
娘は午前中眠たいようで12ヶ月ごろまで3時間の覚醒時間でしたが、午後にはめっぽう強く6時間起きていることもありました。午前と午後で活動時間にムラがあるというのも、よくある話のようです。
また以下の点が青本では強調されてました。
- 寝た子は起こすな
- サイクルはその前まで寝ていた時間に一切関係ない
- 覚醒サイクルは突然伸びる
1については半分同意、といったところでしょうか。2と3については完全に同意です。
1についてですが、基本起こさずに自然に起きてくれるのが一番ですよね、寝ているということは疲れているんでしょうし。
ただ、ジーナママとしては7時起床は絶対…!ですし、他の睡眠本を読んでも起床時刻を一定に保つのは鉄則のようです。
また、スケジュールに乗っていた方が大人も子供も過ごしやすいのがジーナ式のいいところ。私は通常は次に寝てほしい時間からNAPSで逆算して起こしていました。(病気や疲れすぎのときは別)
2はよく活動時間の話でもあるように、その前にどんなに寝ていても変わりません。
3は、ジーナさんよく「徐々に後ろにずらしていきます」とか「15分ずつ短くしましょう」とかいってるけどジーナ劣等生の私には無理でした。あと性に合わん!めんどくさい←
NAPS x ジーナ式
ジーナママの皆様お待たせしました。ここでジーナ式とNAPSを合わせた場合のスケジュール例を見ていきましょう。
例1:早朝覚醒したとき
早朝覚醒に悩まされていたとき、もちろん早朝覚醒自体も辛いのですが、「このあとのスケどうしようー!!!!」と頭を悩ませるのがマジでしんどいですよね。ハゲそうでした。朝寝いつから始める?何分にする?
そんなときはNAPS x ジーナ式です。
(余談ですが1歳未満で早朝覚醒している場合食事量の次に疑うべきが疲れすぎです、ご注意ください。ジーナ式、0歳児には全体的にお昼寝時間少なめ設定です)
このツイートの時の朝の覚醒時間は3時間だったので、余裕を持って2時間半でベットに入れてたんですね。
例えば5:30に起きてしまって再入眠しなかった場合は、以下のようなスケジュールになります。例は11ヶ月想定です。
- 5:30 起床
- 8:30~10:15 朝寝
NAPS関係ないですが私は朝寝の長さに悩むのがイヤだったので、0時からの睡眠時間合計がその月齢のジーナさん推奨の朝寝時間プラス7時間で設定してました。例えば9~12ヶ月スケなら15~30分が推奨朝寝時間なので、推奨0時からの合計時間が7時間15分です。この例も5時間30分+朝寝1時間45分で合計7時間15分になるように起こします。 - 13:15~15:00 (15:30)お昼寝
基本は自然に起きるまでですが、夜に就寝してほしい時間から逆算して最悪ここまでには起こそう、という時間を決めていました。疲れが溜まっていそうなら15:30まで許容してました - 19:00 ベッドに入れる(おそらく就寝時間は19:30)
という感じです。極力ジーナさん設定の食事時間は変えないようにしてました。
例2:病気のとき
これまたジーナさん詳細書いてません、助けてジーナさん、、、路頭に迷っちゃう。
病気のときは完全にジーナ式を無視して(食事時間はなるべくスケに沿うようにはしました)寝かせられるだけ寝かせました。また、娘は結局私が付き添っていると長く寝ないことがわかったので、入眠時に15分程度泣いてしまっても心を鬼にしてモニターで見守りました(結局抱っこして寝かすより早く寝るし長く寝るから)また青本に書いてある通り、病気のときは90分サイクルに戻りました。
まとめ
- 90分の倍数で寝かしつけるとラク
- ジーナ式との相性抜群!
- ジーナ式に縛られすぎるママにオススメ
といったところです。
みなさまとお子様に快眠が訪れますように。
コメント